戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー
11.12月発行
形式/COPY 
価格/\300
厚さ/1ミリ 重量/30グラム
ページ数/P28

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◆初のトランスフォーマー本。これでイベント参加ができ(げふんげふん
 ギャグテイストですが罠を入れてます

あらすじ
 有能たる事この上なき情報参謀サウンドウェーブ
 あくる日、資料整理という名の里帰りをした彼は実家で奇妙な噂を耳にする

【全てのトランスフォーマーを虜にする者
         汝その名はサンダークラッカー】(やや脚色済)

 一般兵による他愛もない会話だが、問題なのはその当人とサウンドウェーブが恋仲であるという事だ

「…アイツノ何処ガイインダ」

 あんた、自分の恋人にむかって…
 
サンプル

 二ヶ月ぶりの基地は記憶する姿と一部の狂いも無い。
 メガトロンへ報告及び状況の確認。スタースクリームが出かけ間際に頼み込んだ機材を嫌味と交互に引き渡し、フレンジーらを遊びに出させ、コンドル達を偵察に飛ばすとジャガーに「ほら取ってこーい」の室内運動をさせる(命名・ブリッツウィング)。
 あらかたのメニューを終え、情報参謀は土産を抱え数ブロック先に顔を出した。
「おぅ、誰だい?」
 武器の手入れをしたまま、部屋の主は振り返る。彼の部屋を予備動作無しで開閉できる者は以下の者。
@我らが破壊大帝メガトロン。
A兄弟其の一&其の二。 
B違法進入。
 はて、誰か。サンダークラッカーは四分の一の確立を確かめる。
「サウンドウェーブ!」
 整う容姿、魅惑のフォルム、空飛ぶ癒しだのと受けのいいジェットロンの中で【戦うお花ちゃんv】と密かに言われるサンダークラッカー。あくまで比較して二人の影に隠れ目立たないが、実は狙う輩が少なくない。
むしろ、スタースクリームがあの調子で食う食われる弄ぶも選り好みしている以上、人気双璧は気ままなスカイワープか、ほがらかサンダークラッカーか。
 以前、レーザーウェーブ(ジェットロン本隊獲得済)が羨ましいと本気でほざいた馬鹿がいる。何時かぶっ殺すぞイカレサウンドが。
「何でぃ、はいんねぇのか?」
 足を組み、机に肩肘付いて頬を乗せるのはジェットロンベストポーズ上位万年キープの一つ。とアストロトレインが太鼓判を押す。
サウンドウェーブはというと、只、黙って恋人を見つめたまま。入り口につったったまま微動だにしない。

サンプル


「何考えてやがるてめぇぇぇぇぇーーー!!」

 空間が歪み視界一面足の裏。そのまま顔面に直撃し、綺麗な弧を描いて仰け反った。
 これぞ秘儀【ワープアウト・オブ・とび蹴り三号!】
 サウンドウェーブは顔面と後頭部に666のダメージを負った。