―――――――――――――――――――――――――― ◆◆ジェットセイバーがカニ缶投げ、ホークセイバーが大酒のんで、シャルセイバーがダーリンとのLoveをのろけまくる、世にも奇妙な酒飲み宴会私性活の大暴露話 身も蓋も無く赤裸々な体験に誰かは顔を赤らめ、誰かは鋭い突っ込みをかまし、どこぞの鳥が途中乱入してきやがるときたもんだ。どこから酒を調達したかは永遠の謎。 シチュエーションはロリから獣姦まで色々。 書き下ろしとして【五人目】が収録しております あらすじ 古今東西過去現在、「女三人寄れば姦しい」と言われるが、何も女性に限る事でないのが今の時代。仲のよい恋人持ちが集まれば、話に花を咲かせる事が火を見るよりも明らかなのは確かである。 【仲間水入らず、たまにはお話いたしましょうよ】と、今日の戦況などを語っているうちはよかった。だが、誰かが酒なんぞを持ってきた為、酒の勢いも借り、恋人との話題が中心となって、夜も深けぬ内からかなりやばい話へと変わって行った。 「彼はとても優しいのです、本当に。不満があるとするならば私の方です。これは、ちょっと邪魔なので」 「キス一つとっても、全身の力が抜けてしまって…抵抗ができなくなってしまう……」 「色恋沙汰は個人の自由。拙者か如何なる者に惚れ様とも、そなた等に邪魔される言われは無い」 「優しくないんです、彼。この所、いきなり体を求めては、出したらそこで終わりなのです。私の事も、考えて欲しいのに……」 「渋い茶には煎餅が旨い」 とても本命(彼氏)には聞かせられない話題に、夜は深けて行く… |
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■内容構成■ 【一番手】シャトルセイバー 相手・ビッグランダー 純愛系にラブラブ 【二番手】ジェットセイバー 相手・セブンチェンジャー 子●声の命令口調に翻弄 【三番手】空影 相手・ドリルボーイ 年上の魅力で年下を弄ぶ 【四番手】ホークセイバー 相手・ガ・オーン 獣姦 【五番手】??? |
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▼サンプル 「力強く、逞しいあの人の手が、優しく私の頬に触れる。すると鼓動が高まって、頬が赤くなってしまうのです」 赤いボディのスペースシャトル。ちょっとぽっちゃり系のシャトルセイバーは、恥ずかしそうに手を組みながら語りはじめた。 もじもじと、アップルパイの切れ端をフォークに突き刺して、口数の少ない自分をごまかしている。 「よく「大男ほど小さいモノを好む」というが、典型的なパターンといいますが」 ビール片手でジェットセイバーが答えた。軍用機をモデルとした、風の抵抗を最小限とする整のったプロポーションが美しい。 「感性は人によりけり。どう思うかは自分の自由と言うものです」 ホークセイバーは難しい顔をしていた。勇者でも年長組な守護者の中でさらに年上な彼は、成熟した大人の色香を纏わせている。 背の翼を折畳み、横座りで日本酒を一杯やりながら話を聞いていた。 「まあ、相手がその気にならなければ、抱く方としても手が出しにくいのは確かだ。合意の上なら尚更、様はその場のノリかと」 「けどやはり、逞しい方って、素敵ですよね」 シャトルセイバーは紙コップを傾けながら続けた。 「彼は、本当に私の事を愛してくれている。のっぽでがさつで、確かに口数は悪いのですが、根はとても律儀で配慮があって。この間、森林偵察のついでにデートをした時も、休憩しようとちょうどいい岩があって、腰掛けようとした時『まて、石が』と、岩の上の砂とか、払いのけてくれました」 「彼が、でありますか」 「胸板が大きくてキスは出来ませんでしたが、座った私の唇に親指が優しく触れて、そのまま………」 |
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▼サンプル 「だがやはりするならば、心身共に満足する方が自分は好みであります。心だけというのは、流石に」 「何?」 自分の世界に入りかけていたシャトルセイバーを引き戻して、ジェットセイバーは言った。 「それは、どういう意味ですか?」 少しだけドスの利いた声で睨み返す。 「恋人への愛のみでセックスを感じるとは、まだセックスに関し素人という事。自身の受身や感度も重要だか、相手のテクニックに溺れるのも重要な事」 「何を言うのですかジェットセイバー?本来セックスとは互いの了解と愛情があって初めて成り立つ物。愛と誠意があれば、それに勝る物はありません」 「そうは言うが、恋人同士ならば、まずは共に満足する事が重要ではないのですか?どちらか片方だったり、自分が満足する変わりに、相手へ不快感を与えるなどというのは、後味が悪い物であります」 「う、それは…」 「ほらみなさい。貴方だって、ただ大きいだけの不器用相手では、満足していないのではありませんか?」 「だ、誰が不器用ですかッ!たしかに、少し位はもっとしてほしいなという時はありますが…」 「どうやら不満を持ち始めているようですね。グランダーク戦も含め、けっこうヤっている様子でしたから」 「そっ、それが私と貴方とどう関係あるのですかっ!だいたいそんな事をしなくとも、彼は、すごく可愛いのですよ!」 「なる程、見かけによらず、アレが可愛いのですか」 「失礼な!彼の大きさは、並の勇者の倍はある!」 「ダグオンチームのか?」 「うるさぁいぃぃぃぃ!!」 いきりたつシャトルセイバー。 二人はしっかりと酔っていた。 |
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▼サンプル 目はうつろに、肩でする息も、壊れた機械の様に途切れ途切れ。腹部から下は水でもかけたようにガ・オーンの唾液に濡れている。 意思とは反した上気する頬にはよどんだ瞳から涙が溢れ、時折指が痙攣するその様は、嬲られた後と言って差し支えはないだろう。 鼻先が、ホークセイバーの腹の下に入り込むと体を持ち上げた。数歩歩き、手近なコンテナの上にうつぶせに置くと顔を寄せ、火照る場所を舐めた。 「ひっ…」 太股の隙間から足先までを丁重に舌で転げ、吸い上げ、全身を隈なく這いずり回る。 伸びてくる舌がホークセイバーの装甲を這いずる度に、痛みとは違う快楽を与えていった。 前足で下半身を押さえつけ行動の自由を奪い、ゆっくりと舌を這わせながら、細い腹部を攻め立てる。 「ひど…い」 荒い息がこぼれる。顔を上げるが,力が入らず、視線だけでガ・オーンを探した。 「…ガ…オーン」 自らと体温の違う装甲が、火照る体に触れて背筋が震えた。擦れる度に反応し、バイザーの間から見える目が泣きそうにセンサーを曇らせる。 「あん…………」 口元に指を当てるものの、隙間からこぼれ出る、押さえきれない声。いつの間にか、耳元で彼の声が聞こえる。本能の結論が首を上げ、頬に零れる涙をガ・オーンが舌で丁寧に拭っていた。 |